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農薬:栽培期間中不使用自然栽培米 南魚沼産コシヒカリ 12.29 中国 ニシキゴイ輸入、日本に解禁打診…厳しい条件付きで?

コイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/錦鯉

毎日新聞 12月21日(火)

 観賞用ニシキゴイなどのコイ科魚類をめぐり、日本からの輸入を禁止している中国が、日本側に解禁を打診していることが分かった。ところが、以前に比べ多くの種類の病気を検疫対象とするなど厳しい条件を挙げているため、主産地の新潟県内の養鯉(ようり)業者などは「コストがかかり過ぎる」と対応に苦慮している。【岡 田英】

中国は03年11月、日本国内でコイヘルペス(KHV)が発生したのを受け、コイ科魚類の輸入を禁止した。実際には、例外的に輸入が認められている香港を経由して入っていると見られるが、養鯉業者にとっては富裕層が台頭する中国は魅力的な市場で、輸出解禁は悲願だった。

 農林水産省などによると、中国の検疫当局は今年8月、上海万博の日本館でのニシキゴイの展示(10月13〜15日)を特別許可すると日本側に連絡。同時に、検疫サンプル数を日本が欧米などへ輸出する場合(30匹)の約5倍の150匹以上とすることや、コイが直接感染しないとされる病気も検疫対象とすることなどを条 件に、輸入を解禁するとの文書を送ってきたという。

 しかし、新潟県内水面水産試験場によると、業者の負担するコストが増大するため、輸出できるのは規模の大きい数社に限られてしまうおそれがある。業界団体の全日本錦鯉振興会(加盟約430業者)内でも「必要以上の条件で、そのままでは受け入れられない」との意見が出ており、間野泉一理事長は「来年1月下旬の理事会 で対応をとりまとめたい」と話している。

 中国が輸入解禁を目指す背景には、国内でニシキゴイの養殖・流通拠点の整備が進められているため、検疫を厳しくしたうえで、発祥地の新潟県長岡、小千谷市などトップブランドの養殖技術を導入したいとの思惑があるとみられる。農水省は「振興会などの意向を踏まえ、交渉を進めるか判断する」としている。

*ニッポン密着:中越地震6年、被災「養鯉業」が再生 「泳ぐ宝石」に海外需要!

 新潟県中越地震(04年10月)で壊滅的な被害を受けた新潟県内の養鯉(ようり)業が、好調な海外輸出に支えられ息を吹き返している。欧米の愛好家に加え、経済成長が著しい中国やタイなど東アジアの富裕層が「ステータスシンボル」として色鮮やかなニシキゴイをこぞって買い求めている。一方、国内の販売は不況や池を 所有する家庭が減ったなどの理由で低迷している。輸出に依存する「泳ぐ宝石」。その事情を探った。【竹内良和】

 <KOI FARM>

 中越地震最大の被災地となった旧山古志村(現長岡市)と隣接する小千谷市東山地区には、そんな看板を掲げた養鯉業者のハウスが軒を連ねる。

 品質とブランド力で高い人気がある新潟産のニシキゴイ。値段は100円弱から数千万円と幅があるが、この春は「水槽が軒並み空になるほどの売れ行き」(県錦鯉協議会)だった。

 欧州ではガーデニングブームを背景に池でコイを飼う人が増え、ホームセンターでも販売されている。オランダで8月にあった品評会は、4日間で2万5000人もの人出があったという。中国は検疫上の理由で日本からの輸入を受け入れていないが、県水産課は「実際は香港などを経由するルートで入っている」とみる。

 小千谷市南荷頃(みなみにごろ)の養鯉業、広井輝男さん(59)は、今や出荷量の約9割が欧州を中心とした海外向けだ。全体の出荷額も震災前を2〜3割上回るようになったという。

 「輸出は国内の落ち込みをしのいでいる。決して楽じゃないが、後継ぎがいる業者も多く、これからもやっていけそうだ」

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 「こっちを向いて」

 今月5日。オランダ人のポール・オーデンさん(55)は、旧山古志村の養鯉業、石原大輔さん(39)がコイを池から引き揚げる姿をビデオに収めていた。3年前から小千谷市に住み、生産者とバイヤーとのパイプ役などを務める。撮影は、今秋出荷するコイを客に見せるための資料づくりだ。

 この池も地震で崩れるなど大打撃を受けたが、ポールさんらを介した輸出が順調で、出荷量はほぼ被災前の水準に戻った。地元では海外のバイヤーが電卓を手に水槽をのぞき、価格交渉する姿が珍しくない。

 一方、長岡市の養鯉業、松田松夫さん(58)は昨年12月、中国の政府系企業と共同出資し、同国の武漢市にコイの養殖・販売を手がける会社「武漢松田新世界錦鯉養殖有限公司」を誕生させた。自ら輸出も手がけてきたが、円高や「海外の2倍」(輸出業者)とも言われる高い運送費などで取引が難航することが多かったため だ。「中国では日本資本が入った初の養殖会社」という。

 コイ人気は東アジア地域で急上昇し、高級魚を買い求める富裕層も多い。そのまま日本の養鯉業者に飼育を委託、品評会の授賞式だけ来日し、笑顔で記念写真に納まる客もいる。松田さんが取引をする南アフリカの鉱山経営者は言ったという。「宝石は誰でも持てるが『死んでしまう宝石』はなかなか持てない」

 同社は1260ヘクタールの広大な池で養殖し、今年は66万匹を出荷、来年は15倍に拡大予定だ。新会社を大連市につくる計画も浮上しており、尖閣諸島の領有権問題が噴出した時も、中国側は松田さんに「商売はしっかり進めたい」と伝えてきたという。

 今年8月、松田さんは武漢市から約270キロ離れた田舎町を訪れた。中国人の企業経営者が取引先を招くために建てたゲストハウス。広大な庭園に深さ3メートルの池があり、1匹200万円のコイを含め数万匹を泳がせる計画だ。松田さんは言う。

 「多くのコイを飼える力があることを示すことで、取引先の信頼を得たいのではないか」

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 農林水産省によると、新潟県のコイの海外輸出は20年以上前に始まり、09年現在で少なくとも22カ国に出荷されている。世界の共通語になりつつある<KOI>だが、取引の中心は1匹数万円以下のものだ。

 「ヨーロッパも景気が悪く、安いコイに人気が集まっている。円高が進むと苦しい」。ポールさんはそんな懸念も抱く。今ではイスラエル、タイなど数カ国でも養殖されるようになったという。「海外で高級なコイを生産するのは当分無理だが、安いコイなら新潟産と変わらなくなっている」

 海外に活路を求めた松田さんもブランド力があり、良質な種ゴイを産出できるのは新潟だけと自負する。

 「1匹数百円のコイをいくら輸出しても大きな利益は望めない。発祥の地だからこそ、高級品種の生産に特化すべきだ」

 ■全国739業者中、半数以上が新潟

 ニシキゴイは江戸時代、新潟県の旧山古志村と小千谷市を含む一部地域で、食用のマゴイが突然変異で色が付いたのが発祥とされる。観賞用として改良が重ねられ、大正3(1914)年、東京・上野であった東京大正博覧会に出品されたことで全国に存在が知られるようになった。

 農水省の漁業センサス(08年)では、養鯉業者は全国に739あり、新潟は400で半数以上を占める。このうち旧山古志村を含む長岡市と小千谷市で248に上る。新潟県錦鯉協議会は県内の生産量の7〜8割が輸出に回り、年間の輸出額は震災前と同水準の年間60億〜70億円と推定している。

毎日新聞 2010年10月11日 東京朝刊

 

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