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農薬:栽培期間中不使用自然栽培米 南魚沼産コシヒカリ 04.18 栃木乳業 懐かしい味、レモン牛乳継承!

栃木乳業 懐かしい味、レモン牛乳継承!

レモン牛乳

栃木乳業

栃木逸品屋(フードピア日光)

南魚沼産コシヒカリ 12.2  SankeiBiz

北海道に次ぐ生乳生産量2位の酪農県・栃木で、県産の生乳にこだわって、牛乳や乳飲料などを製造する栃木乳業。同社の主力商品「関東・栃木レモン」はレモン牛乳の愛称で約60年にわたって親しまれてきた。

◆県産100%の生乳

栃木乳業は松倉敬士社長の祖父、文作氏が1947年に松倉ミルクプラントとして創業。当時は2頭の乳牛の飼育から牛乳の加工・販売までを自社で行っていたというが、次第に加工・販売に軸足を置き、専業メーカーとして現在に至る。

使用する生乳は、近隣の壬生町や野木町などを中心に仕入れており、県産100%。搾乳した翌日には牛乳として店頭に並ぶため、強い風味とコクが自慢だ。主力商品「栃木牛乳」は小中学校の学校給食で飲まれるなど、県内ではなじみ深い存在となっている。

栃木乳業が、レモン牛乳の製造を始めたのは2005年。実は、レモン牛乳の製造は、別の乳業メーカーから受け継いだものだった。

レモン牛乳の誕生は約60年前。宇都宮市の乳業メーカー、関東乳業が製造・販売を始めた。当時は、全国的にフルーツ牛乳が人気だったことから、ほかの商品と差別化を図るためにレモン風味に仕上げた。
戦後の砂糖が少ない時代。ほんのり甘いレモン牛乳は貴重な飲み物で、祝い事など“ハレの日”にしか飲めなかった。その名残は現在も続いており、県内の小中学校では「運動会や謝恩会など、特別な行事の日に飲まれることが多い」(松倉社長)という。

しかし、レモン牛乳の歴史は製造・販売元である関東乳業の廃業によって、04年に幕を閉じた。「思い出の味がなくなってしまう」。終売(しゅうばい)を惜しむ市民の声に押され、レモン牛乳の製造・販売を受け継いだのが栃木乳業だった。現在のパッケージには、レモン牛乳生みの親と2代目の名前を入れた「関東・栃木」という文字が並ぶ。
 
◆漫才ネタでブレーク

栃木乳業が歴史のバトンを受け取ってから約3年、レモン牛乳は県外からも脚光を浴び始める。各地の特徴ある料理や食材を取り上げる、ご当地グルメのブームに加え、栃木出身のお笑い芸人「U字工事」の漫才のネタとなったからだった。

販売先は県内のスーパーやコンビニから駅や高速道路のサービスエリア、観光施設にまで拡大。県外のスーパーなどからも引き合いがあり、販売額はこの3年で約3倍に伸びた。乳製品の需要が頭打ちのなか「3倍もの伸びを示す商品は極めて珍しい」と、松倉社長も驚きを隠せない。

関連商品も続々と登場している。レモン牛乳の容器をかたどったストラップや、ハンカチのほか、他の食品メーカーに原料を供給する形で、カップアイスやウインナーを共同開発した。

全国区になったレモン牛乳だが「長年のファンを裏切りたくない」との思いは強く、関東乳業から受け継いだ、製法や原材料にこだわって製造を続けている。香り付けに使用するバニラパウダーは「乳飲料では使用しないレベルの最高級品」とか。これが「何度飲んでもあきない味」の秘訣(ひけつ)だという。
共同開発商品でも、レモン牛乳の味わいを守るため、何度も試作を重ねて納得する味わいに仕上げ、決して妥協はしない。

宇都宮餃子や佐野ラーメンなど、県内にご当地グルメとして高い知名度を誇るものがある。これらと「肩を並べ、栃木を代表する土産物に育てたい」。受け継いだ味を守り、さらに大きく育てていく、栃木乳業の挑戦は始まったばかりだ。(松岡朋枝)

【会社概要】栃木乳業
▽本社=栃木県栃木市大平町川連432((電)0287・24・8831)
▽設立=1947年
▽資本金=3200万円
▽売上高=3億円
▽事業内容=牛乳および牛乳類、生クリーム、発酵乳、菓子類の製造販売

≪インタビュー≫

□松倉敬士社長

■県外への情報発信を強化

--レモン牛乳は全国的にも知名度が高い。今後の戦略は
「県外のスーパーなどでも扱われるようになったが、県外のお客さまからは『初めて飲んだ』という声が圧倒的に多い。レモン牛乳の歴史など、まだまだ知られていないことが多いと感じているので、情報発信を強化する方針だ」
「県内には、個性を持っておいしい食品を製造しているメーカーがたくさんある。そういった会社と商品を共同開発することで、レモン牛乳自体も伸びていけばよいと考えている」

--牛乳の消費量は減少傾向にある
「当社の売上高の3分の1程度を牛乳が占めている。牛乳の売り上げを維持しながら、牛乳以外の売り上げを拡大する方針だ。乳飲料やヨーグルトなどの発酵乳で新たな柱となる商品を育てていきたい。ヨーグルトはパッションフルーツ果汁の入った商品など、付加価値の高い商品の開発に力を入れており、県内はもちろん、東京を中心とした関東地方に売り込む計画だ。乳飲料は、60年の歴史があるレモン牛乳と、栃木名産のイチゴを使ったイチゴ牛乳を中心に展開する」

--ここ数年、売上高は減少傾向にあるが
「高級生クリームなど、価格帯の高い商品の動きが鈍い。しかし、単価の安い商品の売り上げは伸びていて、工場の生産量や稼働率は向上している。売上高は横ばいか微減傾向が続いているが、利益体質は良くなっている」

--中長期的な成長戦略は
「売上高などの具体的な目標は公表していないが、社内の5カ年計画の一環として、数年以内に県内に新工場を建設する計画だ。牛乳を生産している以上、衛生管理に終わりはない。新しい設備のもとで、衛生管理を強化するとともに、生産量の拡大も行う」

【プロフィル】松倉敬士
まつくら・たかし 明治大学卒業後、2001年に栃木乳業に入社し、04年から社長。39歳。栃木県出身。

□ ■ □

≪イチ押し≫
■レモンに続きイチゴ味も開発
レモン牛乳として、約60年にわたって親しまれている「関東・栃木レモン」。県産の牛乳だけでなく、最高級のバニラビーンズを使ったバニラパウダーにもこだわった。無果汁ながら、サッパリとした甘さは「何度飲んでも飽きない味」だ。

  今年11月には、姉妹商品となるイチゴ牛乳こと、「関東・栃木イチゴ」が発売された。イチゴの生産量日本一の栃木ならではの商品。レモン牛乳は無果汁だが、イチゴ牛乳は県の名産、トチオトメの果汁を3%加えている。練乳を加え「昔ながらの甘いまろやかな味」(松倉敬士社長)に仕上げた。
  レモン牛乳、イチゴ牛乳とも200ミリリットル(98円)と500ミリリットル(158円)の2種類。県内のスーパーのほか、高速道路のサービスエリアなどでも販売されている。

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