魚沼産コシヒカリ 新潟県 魚沼産 コシヒカリ 新米 魚沼コシヒカリ

南魚沼産コシヒカリの生産農家、阿部正雄の直販サイトCO2削減農法
TEL:090-2985-3451

農薬:栽培期間中不使用自然栽培米 南魚沼産コシヒカリ 08.14 猪瀬直樹:菅さん、地熱発電の特徴と仕組み教えます?

八丈島地熱発電所 風力発電所
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110711/277235/chart1.pdf

2011/07/12 復興ニッポン
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110711/277235/?P=1&ST=rebuild

 

「地産地消型」の特徴を生かした組み合わせが現実的

菅直人首相が原発の「ストレステスト」を突然言い出した。いつも思いつきでものを言う。菅首相がご執心の「自然エネルギー」についても、「2020年代の早い時期に総発電量の20%以上をまかなう」のは机上の空論だ。「脱原発」には10年、20年の時間がかかる。それまでの代替電力を具体的に検討しなければならない。

自家用を除き、全国の地熱発電は13カ所

去年の2月に太陽光パネルを自分で設置した僕には、その長所も短所もわかっている。原発の代替エネルギーを自分の目で確かめるため、「コンバインドサイクル」を利用した天然ガス火力発電や昼間のピーク時の電力需要をまかなう揚水発電の現場へ足を運んできた。7月7日の七夕には、八丈島にある東京電力管内唯一の地熱発電所を視察した。

現在、日本には全国13カ所に地熱発電所が存在する(他に5カ所の自家用地熱発電所がある)。北海道に1カ所(森)、東北に6カ所(澄川、松川、葛根田、上の岱、鬼首、柳津西山)、九州に5カ所(大岳、八丁原、滝上、大霧、山川)、そして東京電力管内には唯一、八丈島で地熱発電所が稼働している。
八丈島は東京南方の海上約300キロメートルに位置する。160人乗りの航空機で羽田から定期便が1日3便出ており、また船便は毎日1往復、夜行で夜11時に出て朝9時過ぎに着く。僕は羽田から航空機に乗り、1時間弱で到着した。

三原山の地下にある地熱エネルギーを生かす

総面積約70平方キロメートルの八丈島に、約8000人が住んでいる。南東部の三原山と、北西部の八丈富士という2つの火山があり、裾野が重なり合ったところが平地というひょうたんの形状の島だ。
島の経済は、農業の売り上げが20億円、漁業が10億円、観光が40億円である。歓楽街もあり、通称「親不孝通り」と呼ぶところがおもしろい。

農業では、オランダにも輸出している観葉植物のフェニックス・ロベレニーが有名だ(詳しくは拙著『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているか?』)。豊かな自然が魅力であり、都会から住み着く人もいる。現在、福島県から受け入れた30人の避難者も八丈島で暮らしている。

八丈富士は400年前に噴火した休火山だ。三原山は10万年前に噴火したあと噴火していない。この三原山の地下にある地熱エネルギーを生かすのが八丈島地熱発電所である。八丈島の空港から車で20~30分ほど行った三原山の南側に、八丈島地熱発電所は位置している。

電気が八丈島に導入されたのは昭和2年(1927年)のことだ。それ以来、主に水力発電が使われ、戦後になって火力発電が加わった。

八丈島の地熱開発は、1989年に始まった。さまざまな調査や試験を経て、1998年に着工し、1999年3月から運転が始まっている。

24時間安定的に電力を供給できる

地熱発電所は、温泉のような熱水を地中から取り出し、その蒸気を使ってタービンを回している。使用した蒸気は、冷却して水に戻し、再び地中に返す。温泉と同じように、地熱発電所では硫黄の臭いがする。

八丈島地熱発電所では、深さ1650メートルから不透水層に閉じ込められ、マグマに熱せられた水を取り出し、毎時32トンの蒸気を使ってタービンを回すのだ。蒸気を分離した熱水および使用後の蒸気は、深さ100メートルの地中へと戻されている。

地熱発電の特色としては、地熱エネルギーは純国産のエネルギーであること、二酸化炭素をほとんど排出しないこと、などが挙げられる。また、地熱エネルギーは絶えず使うことができるから、地熱発電所は24時間安定的に電力を供給することが可能だ。同じ再生可能エネルギーとして期待される太陽光発電や風力発電は、天候に左右されるため不安定である。東京のベース電力が原発であるのと同じように、八丈島では地熱発電がベース電力として使われている。

八丈島の電力供給は、約3300キロワットの地熱発電がベースとなる。地熱発電だけで、島全体で必要な最低電力需要(深夜)である約3500キロワットをまかなうことができる。地熱発電をベースに、日中は火力発電(内燃力発電)と風力発電で補いながら、最大電力需要である約1万1000キロワットに対応している。

日本の地熱発電は54万キロワット、地産地消型の発電だ

いま、「脱原発」で地熱発電などの再生可能エネルギーが注目されている。ところが、八丈島地熱発電所の横につくられた案内PRのための「TEPCO八丈島地熱館」は閉鎖中だ。3・11以来、渋谷の電力館など各地の東電案内施設が閉鎖されているが、地熱館は八丈島観光の有力な資源であり、一律閉鎖はおかしい、とその場で東電担当者に伝えておいた。

2010年時点の日本の地熱発電は約54万キロワット(福島第一原発の1号機が46万キロワット)で、世界第8位である。世界第1位はアメリカで約309万キロワット、第2位はフィリピンで約190万キロワット、第3位はインドネシアで約120万キロワットとなっている。

また、世界の地熱用蒸気タービンでは、日本が66%と圧倒的なシェアを誇る。富士電機、三菱重工、東芝の国内3社で、世界シェアの3分の2を占めている。この日本の技術力を国内外で生かさない手はない。

日本における地熱発電のポテンシャルは、自然公園特別保護地区を除いて約1500万キロワット(原発15基分)である。地熱発電は、将来的に伸びる可能性を持っている。ただし、過度な期待は禁物だ。地熱発電の眼目は、そのポテンシャルよりも、「地産地消型発電」という点にある。

現状では、送電網が電力会社に独占されているため、送電コストがかかり、新規参入事業者は価格競争力で原発や電力会社に劣る。地産地消型の地熱発電所を各地につくれば、送電コストが下がって代替エネルギーは普及する。以前紹介した川崎天然ガス発電所(コンバインドサイクル発電所)や太陽光発電と合わせて、地産地消型発電を広げていくことが、「脱原発」への着実な道筋となる。

感情に走らず、合理性を追求して代案を探る

原発がすべてを解決するということが虚構だったように、地熱発電がすべてを解決するということもありえない。さまざまな電力を組み合わせて、リスクを分散していくことが必要だ。発電のリスク分散として、八丈島をモデルにしていくべきだろう。

日本人はすぐ賛成か反対かという議論になってしまう。言語技術が未熟なせいだ。原発が電力供給の約3割を占めているというのは現実なのだから、いくら「脱原発」と言っても、今すぐにその分を補う代替エネルギーの用意はできない。

まずは、いつまでに他のエネルギー(天然ガス、太陽・風力・地熱)が間に合うのか検討するのが先決ではないか。川崎や八丈島などを僕が視察している目的もそのためだ。

「脱原発」というのは撤退戦なわけで、これがいちばん真価を問われる。あの戦争でも攻めた後の撤退ができず玉砕に走った。撤退戦は感情に走ってはならず、徹底的に合理性を追求しなければいけない。産業の空洞化を防ぐためにも、思いつきではない具体的な代案を引きつづき追っていく。

 

猪瀬直樹(いのせ・なおき)
猪瀬直樹
作家、東京都副知事。1946年、長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で1996年度文藝春秋読者賞受賞。以降、特殊法人などの廃止・民営化に取り組み、2002年6月末、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。東京工業大学特任教授、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターなど幅広い領域で活躍中。最新刊に『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』(文藝春秋社)、『東京の副知事になってみたら』(小学館101新書)がある。また読者からの声にこたえ、『昭和16年夏の敗戦』が中公文庫から復刊。近著に『霞が関「解体」戦争』(ちくま文庫)、『地下鉄は誰のものか』(ちくま新書)、『言葉の力』(中公新書ラクレ)がある。

オフィシャルホームページ:http://inose.gr.jp/
猪瀬直樹Blog:http://www.inosenaoki.com/
Twitterのアカウント:@inosenaoki
書籍の直販を始めました!:http://www.inose.gr.jp/shop/

魚沼産コシヒカリ ニュース・新着情報

魚沼産コシヒカリ 農薬:栽培期間中不使用自然栽培米の作り方を画像で紹介 魚沼産コシヒカリ 農薬:栽培期間中不使用米 自然栽培米 農薬:栽培期間中不使用玄米 自然栽培玄米魚沼産コシヒカリ 農薬:栽培期間中不使用米 自然栽培米 農薬:栽培期間中不使用玄米 自然栽培玄米

魚沼産コシヒカリ 農薬:栽培期間中不使用自然栽培米の作り方を画像で紹介 農薬:栽培期間中不使用米 農薬:栽培期間中不使用玄米 自然栽培玄米