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農薬:栽培期間中不使用自然栽培米 魚沼産コシヒカリ ギフト 09.13 芋焼酎「つなん雪美人」

良質なサツマイモ類ができると地として知られる津南町で、生食出荷と共に加工品開発が進んでいる。JA津南町は、町内生産農家の協力を受け、昨年試験栽培した紅芋類の「ときまさり」を使った芋焼酎を試作し、14日から店頭販売している。紅芋特有の香りとすっきり感が好評だ。限定1200本の試験販売で、JA津南町では、「評判がよければ、さらに栽培面積を増やし、生食生産と共に、加工品分野にも乗り出したい」と、新たな営農展開に乗り出している。

芋焼酎は、九州が知られるが、移用する芋は多収獲穫品種を使用している。今回、JA津南町が試作した紅芋系の「ときまさり」は、生食用で人気のベニアズマ同類種。このため、「イモのうま味と香りを、そのまま焼酎に」と長野県内の芙蓉酒造(佐久市)に製造委託。今月初め、試作品ができた。JA関係者などの試飲会では、「香りがいい。イモ焼酎だが、すっきり感があり、これからの夏シーズンには最高...」と高い評価が出た。

JA津南町の瀧澤勝組合長は「農業者の高齢化で休耕地が増えているなか、実は津南町はツマイモ栽培の適地であることは以前から言われ、良質なイモができることで知られている。この立地条件を活用し、市場でも品薄のサツマイモ類の栽培、出荷に力を入れる。同時に生食出荷できない規格外品によ加工も考えたい。今回の焼酎試作は、その一環。予想以上に旨い焼酎ができた」と話す。

同農協が登録商標を持つ『雪美人』に津南をつけた「つなん雪美人」とネーミング。原料1トンから1200本(720ml)の試作品ができた。限定品となっている。JA津南町Aコープ店舗で販売中。1本1260円(税込)。問合せはJA津南町生活センターTEL.025(765)3218
―津南新聞記事より―

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